ニュース 公益 作成日:2012年6月12日_記事番号:T00037625
台湾電力(台電)の李漢申総経理は11日、通霄発電所(苗栗県)、林口発電所(新北市)、大林発電所(高雄市)の設備更新に3,000億台湾元(約8,000億円)を投資する意向を明らかにした。いずれも老朽化した設備を更新し、発電効率を高める狙いがある。12日付自由時報が伝えた。
計画によると、通霄発電所では現在の1~3号機を取り壊し、同じ場所に 出力各80万キロワット(kW)の天然ガス火力発電設備4基を建設する。投資額は915億元を見込む。
林口発電所には、1,524億元を投じ、石炭火力発電設備3基(各80万kW)を建設する。大林発電所には1,193億元を投じ、石炭火力発電設備2基(各80万kW)を設置し、現在の6号機は運転を継続する。
このうち、通霄発電所をめぐっては、劉政鴻苗栗県長が環境への影響を懸念し、地元に10億元を超える金銭的補償がなければ、拡張は受け入れられないとして主張しており、台電側との交渉が難航している。
劉県長は、漁業養殖区、人工魚礁の整備、通霄、苑裡漁港の改良、道路拡張などのインフラ整備を台電側に求めた。
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