ニュース 商業・サービス 作成日:2012年6月12日_記事番号:T00037627
香港メディア大手、壱伝媒(ネクスト・メディア)の2012年3月期決算によると、台湾事業のケーブル・インターネットテレビ、「壱電視(ネクストTV)」の年度損失が11億6,800万香港ドル(約120億円)に上った。前年度損失4億6,000万香港ドルの2.5倍以上に赤字が膨らみ、壱伝媒の経営を圧迫している。12日付中国時報が伝えた。
壱伝媒は台湾で日刊紙「蘋果日報」のほか、週刊誌「壱週刊」、ケーブル・インターネットテレビの「壱電視」を手掛けている。4月に台湾事業の売却検討が報道されたが、同社はすぐに否定声明を発表した。
同社は今回プレスリリースで、メディア業界は絶えず変化しており、無料化、電子化が避けられない中、テレビ・インターネットなどの業務を拡大する上で、台湾は理想の地だと指摘した。これにより、壱伝媒のブランド力、競争力を向上させ、効果と利益を生み出し、消費者の新しい需要に応えることができると強調した。
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