ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年6月12日_記事番号:T00037636
台塑集団(台湾プラスチックグループ)はこのほど、ベトナム北中部ハティン省で建設中の製鉄所(第1期)のビレット年産能力について、世界的な景気低迷による需要減を考慮し、750万トンから707万トンへの縮小を決めた。2014年末を予定していた第1号高炉の稼動も15年第2四半期に遅らせ、第2号高炉は16年の稼動とする。12日付工商時報が伝えた。
台プラの計画によると、輸送用の港湾やふ頭の建設も含めたベトナム製鉄所への総投資額は100億米ドルで、将来的に年産能力を計5,000万トンまで拡大する方針だ。
一方、台プラが50%出資する中国・福建福欣特殊鋼による福建省漳州市でのステンレス工場建設は予定通り進める。初期投資額13億米ドル、年産能力72万トンを見込み、来年第2四半期に稼動する予定だ。年間売上高は600億~700億台湾元(約1,600億〜1,860億円)に達するとみられる。
台プラは、ベトナムと中国の工場が稼動すれば売上高が年間2,000億元増えると見込んでいる。
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