ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年6月12日_記事番号:T00037637
鉄筋大手の豊興鉄鋼は今週、鉄筋のオファー価格を1トン当たり300台湾元、形鋼を同500元引き下げた。これにより、鉄筋の1トン当たり価格は2万元(約5万3,000円)、形鋼は2万1,900元と、ともに今年最低となった。12日付蘋果日報が報じた。
これは欧州債務危機の影響により、鉄スクラップの価格が、米国のコンテナ積みで1トン当たり415米ドルと過去1年半で最低となったことを受けてのもの。同社も1トン当たりの鉄スクラップ買い取り価格を300元引き下げ、1万1,700元とした。なお同社主管によると、実際の取引価格は1万2,200元。
鉄のスクラップ価格は現在、米ばら積みは30米ドル下落で1トン当たり420米ドル、日本のH2は20ドル下落し同380米ドルとなっている。
林大鈞・同社広報担当は、世界経済の動向は楽観できない状況だが、オファー価格引き下げにより、川下メーカーの購買意欲を刺激する効果が期待できると語った。
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