ニュース 電子 作成日:2012年6月12日_記事番号:T00037639
12日付経済日報によると、マイクロソフト(MS)が発売するとの観測が出ている、自社ブランドのタブレット型パソコンについて、ある業界関係者はタッチパネルを洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)、組み立ては鴻海科技集団(フォックスコン)がそれぞれ独占受注すると語った。
MSブランドのタブレットPCは10.1インチディスプレイ、G1F(Glass 1 Film)タイプのタッチパネルが採用されるという。洋華はまずは月50万枚規模を出荷するもようで、同社および鴻海は第3四半期、大幅な増収が見込まれる。
また洋華の林徳錚董事長は先日、下半期に出荷する中型タッチパネルはすべて「ウィンドウズ8(Windows 8)」搭載製品向けだと述べているほか、第3四半期は中型パネル出荷およびスマートフォンの需要期を迎えることから、売上高が今年のピークに達すると予測している。
なお業界では、MSは自社ブランドのタブレットPC投入により、クラウドコンピューティングのエコシステム構築を進め、豊富なアプリケーションサービスを提供することにより、アップルに対抗する狙いがあるとの見方が出ている。
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