ニュース 電子 作成日:2012年6月12日_記事番号:T00037642
12日付工商時報が証券会社の観測を基に伝えたところによると、サファイア材料メーカー、鑫晶鑽科技は、アップルが下半期にも発売するとされるスマートフォン次世代製品、「iPhone5(通称)」の裏面デジタルカメラレンズ用カバーガラスとしてサファイアガラスを供給する見通しだ。
謝建福・同社総裁も工商時報とのインタビューで今年の目標について「韓国や日本の川中、川下メーカーを含む世界的大手メーカーのサプライチェーンに参入すること、および製品の多様化を進めること」とした上で、後者について「世界的大手スマートフォンブランド向けに製品を供給できる見通しで、今年の業績に大きな貢献が見込める」と語った。ただ供給先企業名は明らかにしていない。
また謝総裁は、今後の生産能力拡充について、サファイア関連製品を中国に輸出する場合11%の関税がかかるため、江蘇省張家港市を拡張拠点とすると説明。まず第1段階として3,000万米ドルを投じてポリッシュッド・ウエハーの生産能力を拡充する。インゴットについては台湾工場の溶融炉を中国へ移す計画で、来年に生産を開始できる見通しだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722