ニュース 電子 作成日:2012年6月12日_記事番号:T00037643
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は11日、18インチウエハーの導入について、まず新竹科学工業園区(竹科)の12インチウエハー工場「Fab12」内で試験ラインを導入し、その後早ければ2015〜16年に中部科学工業園区(中科)台中園区「Fab15」第5期拡張工場で正式に量産を開始すると表明した。12日付経済日報が報じた。
一方、行政院経済建設委員会(経建会)も同日、中科・台中園区の拡張計画について、開発コストを67億2,900万台湾元(約178億円)とし、国防部の土地52.9ヘクタールを53億元で買収することを決め、開発後にTSMCの18インチ工場用地として提供することを表明した。経建会は同工場が14年第1四半期に着工を迎え、投資額は4,000億元に達すると見込んでいる。
行政院国家科学委員会(国科会)中科管理局の楊文科・管理局長は、18インチ工場1棟の建設には80億〜100億米ドルの資金が必要で、業界で設置能力を有するのはTSMC、インテル、サムスン電子の3社のみだと指摘。台中園区にTSMCの18インチ工場設置が実現すれば「わが国の半導体開発史上における新たな一里塚となる」と強調した。
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