ニュース 電子 作成日:2012年6月12日_記事番号:T00037645
液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)の段行建董事長は11日、新サイズの液晶テレビ用39、50インチパネルの出荷が好調で、生産ラインが現在フル稼働になっていることを明らかにした。12日付経済日報が報じた。
段董事長は、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)などとの合併後2年間の統合期間を経て、あらゆるサイズの高品質な製品生産が可能となって柔軟に生産能力が活用できるようになり、効果が徐々に表れてきていると強調した。
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーは、奇美電は利益率が比較的高い39、50インチパネルを生産の中心とし、第2四半期に損益均衡、下半期に黒字転換を目指しているとみている。
またウィッツビューの統計によると、奇美電は4月、39、50インチパネルが中国テレビメーカーで全面的に採用されたことで、同市場での液晶パネルシェアが32.6%となり首位を維持した。下半期には55~60インチ市場の開拓を目指して58インチ製品も量産に入る見通しだ。
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