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作成日：2007年11月15日_記事番号：T00003765
台湾向け砂輸出、中国が直航を提案
中国の国務院台湾事務弁公室、商務省、交通省は14日、共同記者会見を開き、台湾向けの砂・砂利の輸出再開問題について、過去の石垣島経由に代わり、直航方式による輸送を提案した。15日付経済日報が伝えた。
中国側は13日に台湾側の業界団体と交渉を行うなど、輸出再開に向けた動きを加速している。交渉の成果について、中国商務省の唐イ台湾・香港・マカオ司長（イはひへんに韋）は、「交渉は順調だった。われわれは双方が共同努力により、協力関係を強化し、台湾への天然砂の輸出が早期に再開されることを望んでいる」と述べた。
また、同省の梁樹和・対外貿易司長は「輸出に当たっては、天然砂の資源状況に考慮し、適量の輸出を維持することや台湾側による転売を防止することなどの原則を守る必要がある」と指摘した。
台湾側交渉団は、台湾輸入砂石協会など６団体の代表で構成され、許舒博立法委員（国民党）が団長を務めた。
