ニュース その他分野 作成日:2012年6月13日_記事番号:T00037652
輔仁大学の商学研究所と統計資訊学系が12日に初めて発表した台湾の都市消費力指数(CCP)によると、上位5位は新北市、台北市、高雄市、台中市、桃園県の順で、5大都市の一角である台南市は6位だった。消費規模は新北市が1兆台湾元(約2兆6,600億円)で首位、台北市が9,235億元で2位となった。13日付経済日報が伝えた。
謝邦昌・商学研究所長は調査結果について「上位5県市の人口が多いことと、高速鉄道の駅や都市交通システム(MRT)が整備されていることが関係している」と分析した。
一方、1人当たりの消費力(PCP)では台北市が首位で、新竹市、基隆市、新竹県、新北市と続いた。上位は北部県市に集中したことについて所長は、北部市民の所得が比較的高いことがうかがえると指摘した。
なお推計によると、台湾全体の2011年都市消費力は前年比600億元増の5兆4,604億元だった。台湾住民の消費水準は上がっているとともに、政府による内需刺激策も加わり、域内消費の成長をうながしたとみられる。
同研究所は今後、四半期ごとに同データを発表する予定だ。
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