ニュース 商業・サービス 作成日:2012年6月13日_記事番号:T00037653
台南市を拠点とし、台湾のコンビニエンスストアで販売されている包子(中華まんじゅう)やマントウの約9割を製造している奇美食品(チーメイ・フローズン・フード)はこのほど、台北市忠孝東路・明曜百貨近くに同社初となる食品専売店をオープンした。開設約1カ月間の売れ行きは目標通りと順調で、今後は食品店と飲食店を1年間で6店舗まで増やしたい考えだ。13日付工商時報が伝えた。
第1号店は食品専売店というよりはブランドショップに近い雰囲気を持たせた。奇美食品では今後開設する店舗は食品店と飲食店の2種類を計画している。飲食店は刈包(クワパオ、台湾風ハンバーガー)を中心とするファストフード店とする予定だ。食品店2号店は台北市大安区にファストフード1号店は同市信義区に開設予定だ。
奇美食品は1971年創業で現在の資本金は7億台湾元(約18億円)余り、年間売上高は11億~12億元。宋宗龍総経理によると、創業当初は冷凍食品の輸出を主としていたが頭打ちとなったため、台湾市場向け販売に切り替えた。
現在はサービス事業も強化し、団体向けケータリングや奇美実業の本社内部など南部で喫茶店を経営している。
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