ニュース 農林水産 作成日:2012年6月13日_記事番号:T00037656
行政院農業委員会(農委会)によると、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(早期実施措置)による関税引き下げ対象の農作物18品目は、1~5月対中輸出額が7,415万米ドルで、前年同期比50%増(2万3,113トン、同298%増)の大幅成長だった。うち16品目が既にゼロ関税だ。農作物全体は同15%増の3億1,900万米ドルで、台湾にとって中国が2番目の農作物輸出先となった。13日付工商時報が報じた。
関税引き下げ対象品目の対中輸出額は、▽オレンジ、前年同期比100%増▽石斑魚(ハタ)、同34%増▽茶葉、同19%増──。対象品目以外でも、▽釈迦頭(シャカトウ)、同287%増▽パイナップル、同75%増▽胡蝶蘭、同98%増▽観賞魚、同90%増──などが大きく伸びた。
農委会は、中台間の直航便の拡大や、「海峡両岸農産品検疫検験合作協議」の締結などが貢献したと指摘した。
農委会は今後、中国のほか、日本、米国など主力市場を堅持しつつ、欧州や東南アジア、中東など新興市場を開拓し、農産物の輸出を増やすことが目標だ。
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