ニュース 電子 作成日:2012年6月13日_記事番号:T00037658
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)の王雪紅董事長は12日の株主総会で、「スマートフォン市場はこれまでになく競争が激化しており、欧州景気が不確定要素にあふれる中、競合に勝つためには引き続き販路拡大とマーケティングに力を入れなければならない」と発言した。13日付電子時報が報じた。
HTCの競合、アップルとサムスン電子は、スマートフォン以外にパソコン、テレビなどの分野へも進出している上、世界展開も早かっためHTCより充実した販路を持つ。またHTCは先日、アップルの特許を侵害しているとされ、主力3機種が米国税関で留め置かれたことで米国での販売が遅れ、業績に影響が及んだ。電子時報は、これらの要因が、HTCに製品開発のほか販路とマーケティングを重視させるきっかけになったとしている。
王董事長はまた、中国3大キャリアと共同開発した「デザイア(新渇望)」シリーズが好調で供給不足になっていると述べた上で、中国など成長の速い新興市場は下半期の同社業績にとって非常に重要だとの認識を示した。
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