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4Gフェムトセル基地局、下半期に量産開始【図】


ニュース 電子 作成日:2012年6月13日_記事番号:T00037659

4Gフェムトセル基地局、下半期に量産開始【図】

 第4世代(4G)移動通信規格の4G LTEの本格普及に向け、室内用小型基地局(フェムトセル)の量産が今年下半期から本格化する見通しだ。

 13日付蘋果日報によると、通信事業者は広範囲をカバーする大規模基地局、比較的小範囲をカバーする小規模基地局の整備を急いでいるが、同時に基地局の電波が届きにくい室内をカバーするフェムトセルの拡充が課題となっている。

 シンクタンクの拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)によると、今年の第3世代(3G)のフェムトセル基地局市場は前年の2.6倍の650万台に拡大し、下半期には4G対応のフェムトセル基地局の量産が始まる見通しだ。

 ただ、ネットワーク機器大手、中磊電子(サーコム)の王煒総経理は「通信キャリアは大型基地局の設置によるカバー範囲拡大を目標としており、フェムトセル基地局設備による売り上げは依然として非常に小さい」と説明した。