ニュース 電子 作成日:2012年6月13日_記事番号:T00037664
電子製品の薄型軽量化に伴い、中・大型のカバーガラス一体型(OGS)タッチパネル需要が急激に増える中、大手液晶パネルメーカーが同製品の展開を拡大しており、奇美電子(チーメイ・イノルックス)はこのほど、華碩電脳(ASUS)からノートパソコン向け受注を獲得し、下半期に量産を開始するとの観測が出ている。13日付電子時報が報じた。
観測によると、奇美電がASUSから受注したのは、世界で初めて前後両面にディスプレイ画面を搭載したノートPCとして、先ごろ開催された台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)で注目を集めた「太極(TAICHI)」向けOGSタッチパネルとされる。
ただ業界関係者は、奇美電は液晶セル(オープンセル)、バックライト、OGSタッチパネルなどを供給し、タッチパネルの貼り合わせ工程も含む上、良品率も低いことからオファー価格は、他社のOGSタッチパネルと比べ約30%上回るとみている。
なお奇美電は、今年末にオンセル型、来年にはインセル型タッチパネルの量産段階に入る見通しだ。
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