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奇美電の8.5世代工場フル稼働、年内に月産6万枚へ


ニュース 電子 作成日:2012年6月13日_記事番号:T00037665

奇美電の8.5世代工場フル稼働、年内に月産6万枚へ

 13日付電子時報によると、液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)は、南部科学工業園区(南科)高雄園区の第8.5世代工場が最近の受注増加でフル稼働となり、年内に月産6万枚(ガラス基板投入枚数)まで増産することを決めた。当初は年末時点で月4万5,000枚を計画していたが、既に4万5,000~5万枚に達しているようだ。

 受注増は、新サイズの39、50インチパネル好調のほか、中国政府の省エネ製品購入に対する補助金支給制度が背景にある。奇美電は中国テレビメーカーに対する最大のパネル供給メーカーのため、大量の受注を獲得し、現在の受注量は生産能力を20~30%上回っている。

 ただ、2012年の設備投資額は当初計画通りの300億台湾元(約800億円)のままだ。