ニュース 電子 作成日:2012年6月13日_記事番号:T00037667
昨年34億3,000万台湾元(約91億円)の損失を計上したチップセットメーカー、威盛電子(VIAテクノロジーズ)は、12日に開かれた株主総会で、一部株主からの緊急動議を受けて、減資を実施して損失処理を行うことを決めた。13日付工商時報が報じた。
陳鴻文副総経理は、今年10月にも50%減資の実施手続きを終え、払込済資本額を98億6,600万元から49億3,300万元に減らすと説明した。1株当たり純資産は昨年末の8.76元から17.52元に増えるという。
なお、同社の今年の見通しについて工商時報は、主力製品であるパソコン関連のx86互換プロセッサ出荷量は前年比横ばいで、組み込み式プラットフォームによる医療、航空分野開拓も大規模な成長は期待できないが、出資先のタブレット型パソコン、USB3.0関連事業で成果が期待できると指摘している。
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