ニュース 社会 作成日:2012年6月14日_記事番号:T00037675
高級中学(高校)の歴史教科書をめぐり、馬英九政権が内容を中華文化中心の歴史観を中心に据えた「脱台湾化」を進めているとして、野党民進党が批判を強めている問題で、中国国務院台湾事務弁公室の范麗青報道官は13日、「台湾独立の角度から歴史教科書を編さんすれば、次世代の台湾同胞を誤った方向に導く」とし、馬政権の姿勢を後押しした。14日付自由時報が伝えた。
范報道官は中国メディアの質問に答え、「台湾各界は台湾独立を主張する民進党政権期に改訂された教科書の乱れを正し、正しい軌道に戻すことを求めている。これは台湾の主流世論の支持を得られると信じている」と述べた。
民進党の鄭麗君立法委員は范報道官の発言について、「馬政権が貫こうとしている『1国2地区』の政治的企みが、中国の希望と図らずも一致していることが証明された。歴史教科書をどう編さんするかについて、中国独裁政権にとやかく言われる筋合いはない」と反発した。
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