ニュース 運輸 作成日:2012年6月14日_記事番号:T00037679
中華航空(チャイナエアライン)の孫洪祥総経理は、競争力強化のため、ボーイング747−400型機10機を燃費の良いボーイング777−300ERやエアバスA350−1000に更新することを検討していると語った。市場の推計によると、10機を同2種に買い換えた場合、購入総額は700億台湾元(約1,850億円)に上る。14日付経済日報が伝えた。
中華航空が保有する71機のうち旅客機は51機を占め、輸送能力は台湾最大だが、2015年から各機体が相次いで更新時期を迎える。孫総経理は更新計画全体の詳細な購入台数や金額を示さなかったものの、747−400型機のほか、737−300型機、エアバスA340型機なども買い替え候補に挙がっているようだ。なお同計画は今後1~2年内に確定する見通しだ。
また、ライバル会社の長栄航空(エバー航空)や復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)が新機体の導入を進めていることから、業界トップの中華航空も買い替えを余儀なくされている背景もあるようだ。
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