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王永慶氏、石油価格の値上げ凍結に反対


ニュース 石油・化学 作成日:2007年11月15日_記事番号:T00003768

王永慶氏、石油価格の値上げ凍結に反対


 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の創業者、王永慶氏は14日、石油小売価格の値上げ凍結を求める声があることについて、「石油価格は市場により決定されるべきだ」と反対意向を示した。王氏が値上げ凍結論について、立場表明したのは初めて。15日付工商時報が伝えた。

 王氏は「政府が石油価格の上昇を抑えようとすることは、計画経済のやり方だ。価格は政策では抑えられない」と述べた。ただ、もし政府が凍結に踏み切っても、真っ向から批判はしない考えを示した。

 原油高騰で多額の利益を得ている台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)に「暴利税」を課すべきとの意見が一部立法委員から出ていることについて、王氏は「他国に例があるならば、意見はない」と述べた。