ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「台プラ六軽に豪雨の影響ない」、稼働停止報道を否定【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2012年6月14日_記事番号:T00037689

「台プラ六軽に豪雨の影響ない」、稼働停止報道を否定【表】

 11日から12日にかけての豪雨により、南投県にある集集河口堰が決壊したことを受けて13日付経済日報が、「台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮郷)への給水が止まり、稼働が停止する可能性もある」と報じたことに対し、台プラ側は「同プラントは代替の給水源を確保しており、現時点で豪雨の影響は出ていない」と強く否定した。14日付工商時報が報じた。

 経済日報の報道に対し、台プラ幹部は「12日に取材を受けた際、社会の誤解を避けるため、影響が出ていないことを詳細に説明した。それにもかかわらず、故意に事実を曲げて報道した」と厳しく非難した。

 また台プラによると、現在プラスチック化学業界は需要が低迷しており、六軽では一部年次保守作業に入っているものもあり、全体の稼働率は70%まで低下している。このため用水量も減っており、集集河口堰決壊による影響は大きくないという。

 経済日報の報道に対しては、経済部水利署も「六軽への給水は正常に行われており、停止の懸念はない」と表明した。