ニュース 電子 作成日:2012年6月14日_記事番号:T00037691
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が新北市新店区に建設していた本社ビルがこのほど完成し、創立15周年に合わせ、13日に開所式が行われた。
開所式にはHTCの王雪紅董事長(左)、周永明執行長(右)ほか、世界各地の大手通信会社の首脳陣らが出席した(HTCリリースより)
本社ビルは総工費33億台湾元(約88億円)をかけ建設され、地上17階、地下5階建てで、省エネにも配慮した設計が特徴だ。本社ビルに勤務する社員2,000人のうち、1,000人は研究開発(R&D)要員となり、同社の研究開発部門の世界拠点となる。
省エネ設計面では、米国グリーンビルディング協会による環境配慮認証「LEEDゴールド認証」を取得し、発光ダイオード(LED)照明の採用で、エネルギーコストを80%削減した。また、階段や地下スペースの照明電源に充てるための太陽電池パネルも設置された。
このほか、社員向けの福利厚生施設が充実しているのも特徴で、2フロア構造の社員ラウンジ、高級感あるカフェテリア、フィットネスクラブ、バドミントンやテニス、バスケットボールを楽しめる室内コートなども設けられている。
王雪紅董事長は「我々は台湾の人材と世界をつなぐプラットフォームの役割を果たすとともに、世界の消費者にスマートフォンを体験してもらいたいと考えている。目標は世界のトップブランドになることだ」と述べた。
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