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メディアテック董事長、スマートフォン需要を好感


ニュース 電子 作成日:2012年6月14日_記事番号:T00037694

メディアテック董事長、スマートフォン需要を好感

 IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)の蔡明介董事長は13日、「激しい景気変動で需要に影響が出るものの、スマートフォン市場は拡大を続け、下半期も当社の成長をけん引する」と述べ、「当社の最悪の時期は過ぎた」との見方を示した。また、今後は新興市場と大手ブランド顧客の両方に力を入れていく方針を表明した。14日付蘋果日報が報じた。

 第2四半期業績について顧大為同社財務長は、売上高224億~235億台湾元(約594億〜623億円)、粗利益率40~42%、スマートフォン用チップ出荷量1,800万~2,000万個の従来予測を達成できると述べた。

 モルガン・スタンレー証券は、メディアテックが最近、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、中興通訊(ZTE)、モトローラに新スマートフォン用チップ「MT6577」の出荷を開始したことで、売上高全体に占めるスマートフォン用チップの割合が6月に50%に達し、第2四半期売上高は前期比約2割増加するとの見方を示した。

 またメディアテックの今年通年のスマートフォン用チップ出荷量について、同社が世界10大携帯電話ブランドのうち4社を顧客に持つこと、および市場の成長が速いことから、予測を8,100万個から8,500万個に引き上げた。