ニュース 電子 作成日:2012年6月14日_記事番号:T00037697
交通部中央気象局によると、13日午後4時22分ごろ新竹県尖石郷を震源とするマグニチュード4.9の地震が発生し、同県竹北市で震度4、竹東鎮、新竹市で震度3を観測した。新竹科学工業園区(竹科)に進出するファウンドリー大手、台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)のウエハー破損が懸念されたが、両社は破損はなく、生産ラインに影響は出ていないと表明した。14日付工商時報などが報じた。
ファウンドリーのある幹部は、震度3以上の地震でウエハーが破損するのは運送中が多く、生産過程では12インチならば8インチよりしっかり固定され安定していると指摘した。
杜啓祥・竹科管理局副局長は、半導体メーカーなど竹科の進出企業は、台湾中部大地震など過去の苦い経験から、震度5以上で生産ラインの設備が自動的に停まるようにするなど対策を強化していると指摘。進出企業から被害報告は受けておらず、用水、電力の供給も通常通りだと説明した。
液晶パネル大手、友達光電(AUO)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)も被害はなく、通常運転を再開していると表明した。
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