ニュース その他分野 作成日:2012年6月15日_記事番号:T00037705
国泰金融控股が14日発表した6月の「国民経済信心(信頼感)」調査によると、今後半年の景気見通しを示す「景気楽観指数」はマイナス52.6ポイントで2カ月連続で過去最低を更新した。また、過去半年間と比べた景気現況指数も、マイナス71.8ポイントで過去最低を更新し、悲観ムードが浮き彫りになった。15日付蘋果日報などが報じた。
同調査によると、「今後半年の景気は悪化する」と考える市民の割合は過去最高の65.3%に上り、「良くなる」はわずか12.6%だった。「現在の景気は半年前より良い」と考える市民は6.5%で初めて10%を割り込んだ。3月調査の51%から、4月28.5%、5月12.9%と急落している。アンケート回答は同社顧客1万5,287件。
一方、国際原料価格の下落を受け、物価上昇予測指数は前月の89.9ポイントから76.6ポイントに低下した。市民が感じる物価上昇圧力が緩和したようだ。消費意欲指数も4月以来で初めて上昇に転じた。国泰金控は、このまま消費意欲の回復が続けば、景気の谷底は第1四半期と言えると指摘した。
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