ニュース 金融 作成日:2012年6月15日_記事番号:T00037707
先ごろ行政院金融監督管理委員会(金管会)による認可を取得した中国銀行・台北支店の開業が今月28日に決定した。また同行とともに認可を受けた、交通銀行の台北支店も27日か29日に開業する見通しだ。14日付聯合報が伝えた。
中国銀の台北支店開業に伴い、交渉が続いている中台間の通貨決済制度の調印も秒読み段階に入る。金融業界関係者によると、台湾の中央銀行と中国人民銀行との交渉が進んでおり、間もなく結論が出るという。
同制度実施に当たっては「香港モデル」が導入されるようだ。同モデルに従えば中国銀台北支店が決済の仲介機能を担うことになり、台湾の各銀行はいずれも同支店に取引口座を開く必要がある。
同制度開始後は台湾各行の外国為替指定銀行(DBU)での人民元による預金業務も始まることになる。しかし中央銀は当面は企業による外貨預金口座の開設は認めるが、一般市民による開設は当面開放しない考えとされる。
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