ニュース 商業・サービス 作成日:2012年6月15日_記事番号:T00037708
台新金融控股は14日、女性向けインターネットショッピングサイト、「ペイイージー(PayEasy)」を展開する康迅数位整合(ペイイージー)の株式45%を百貨店大手の新光三越百貨に3億9,100万台湾元(約10億円)で売却したと発表した。新光三越は投資目的を説明していないが、インターネット販売参入への布石とみられる。15日付中国時報が伝えた。
新光三越は「投資を行ったのは事実だ」としながらも、詳細についてはコメントを避けた。
ペイイージーは2000年3月の設立で、資本金は4億3,700万元。これまでの筆頭株主は台新金控(65.4%)だったが、今回の株式譲渡で台新金控の出資比率は20%まで低下することになる。台新金控はさらに5%を売却し、15%を継続保有する計画だ。
ペイイージーのサイト会員は325万人で、女性会社員が32%を占める。銀行業界関係者は「新光三越が手中に収めたいのはまさに女性会社員の客層だ」と指摘した。
新光三越がインターネット販売に参入すれば、遠東集団(ファーイースタン・グループ)系の快楽購物網(GoHappy)、富邦集団系の「momo富邦購物網」などの強力なライバルとして浮上しそうだ。
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