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達虹科技、タッチパネルの生産ライン新設


ニュース 電子 作成日:2007年11月15日_記事番号:T00003771

達虹科技、タッチパネルの生産ライン新設

 
 友達光電(AUO)傘下のカラーフィルター業者、達虹科技(CANDO)は、静電容量結合方式タッチパネルの専用生産ラインを設置する計画だ。生産コストは従来の他社製品に比べ40%安く、携帯電話やノートブック型パソコンの生産するメーカーの注目を集めている。稼働当初は全地球測位システム(GPS)向けの4.3インチタッチパネルを生産する。15日付経済日報が伝えた。

 静電容量結合方式タッチパネルは現在、米アップルの「iPhone」向けの受注を確保している群創光電(イノルックス・ディスプレイ)、勝華科技(ウィンテック)のほか、友達光電、 奇美電子(CMO)、中華映管(CPT)などが生産している。

 iPhone用のタッチパネルは単価が20米ドル程度だが、達虹の製品は7~8米ドル安い価格設定となる見通し。

 達虹はタッチパネルの増産に20億~30億台湾元(約70億~105億円)を投資し、第3.5世代のカラーフィルター工場を新設する計画。来年5月から量産を開始し、ガラス基板の生産枚数は当初月産5,000枚、来年末に同6万枚を見込む。