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韓国産貝類に食中毒の恐れ、全量検査を実施


ニュース 農林水産 作成日:2012年6月18日_記事番号:T00037730

韓国産貝類に食中毒の恐れ、全量検査を実施

 行政院衛生署食品衛生管理局はこのほど、韓国産の生ガキが原因とみられる食中毒が発生したことを受け、韓国から輸入される生ガキ、貝類に対する全量検査を実施していることを明らかにした。ただ、今月9日以降は、韓国産の貝類100キログラムが輸入されたのみで、韓国産の生ガキ、貝類の輸入は事実上ストップした状態だ。

 衛生署は食べ放題形式のレストランチェーン「饗食天堂」で起きた食中毒を受け、台湾全土で輸入済みの韓国産生ガキ7,204箱(11万4,210個)を押収した。

 衛生署は「魚介類は腸炎ビブリオやノロウイルスに汚染されやすく、台湾では腸炎ビブリオによる食中毒が一番多い」などとして、注意を呼び掛けた。

 これに関連し、米食品医薬品局(FDA)は14日、カキなどの韓国産貝類について、ノロウイルスに汚染されている恐れがあるため食品業者やレストランに販売中止を勧告した。カキのほかアサリ、ムール貝、ホタテ貝も対象で、生鮮品だけでなく冷凍、缶詰も含まれる。