ニュース 運輸 作成日:2012年6月18日_記事番号:T00037737
陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は17日、米国最大のターミナルオペレーター、米ポーツ・アメリカ・グループ(PAG)と、陽明海運傘下で高雄港洲際貨櫃中心(第6コンテナターミナル)を運営する高明貨櫃碼頭にPAG傘下のポーツ・アメリカ・インターナショナル・ホールディングスが10%出資を行うことで合意したと発表した。これは海外企業が台湾の埠頭に出資する初めてのケースとなる。18日付工商時報が報じた。
高明貨櫃碼頭は高雄港第6コンテナターミナル第1期BOT(建設、運営、譲渡)案のために設立された。同社には、昨年1月に同ターミナルが供用を開始する以前から多くの海外企業が出資意欲を示していたが、BOTの条件として完工後にその他企業の出資を認めるという項目があったことや、融資する銀行団が陽明海運の出資比率60%以上維持を求めたため、初めての出資受け入れが現在までずれ込んだ。
高雄港第6コンテナターミナルは昨年、取扱量108万TEU(20フィート標準コンテナ換算)で1億9,500万台湾元(約5億円)の利益を上げている。
なお高明貨櫃碼頭は、日本およびシンガポール、中国の船会社とも出資交渉を行っている。
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