ニュース 運輸 作成日:2012年6月18日_記事番号:T00037739
長栄航空(エバー航空)の張国煒総経理は18日付経済日報のインタビューで、「世界の航空業界では、高価格と低価格の二極化が進んでいる」と指摘した上で「当社は低利益市場を捨て、多様なサービスを通じて航空価格の引き上げを図る」との方針を示した。同紙が報じた。
また同社の今後20年の目標について張総経理は「国際市場で存在価値を高める」と語り、▽航空連合「スターアライアンス」への加盟▽航空機の更新▽航空宇宙事業の拡充──の3戦略により、2年後に爆発的な成長を果たすとの見通しを示した。
なお今年の航空市場について、旅客事業は2010年以来、市場が安定しており、短距離路線のほか、ノービザ実現への期待から予定を先延ばしする傾向のあった米国路線も、高級ビジネスクラス「ロイヤルローレルクラス」導入で好転が見られると語った。
一方、貨物事業については輸送能力の供給過剰から、各社が機体の削減を進めており、エバー航空でも3機を縮小したため、積載率はまずまずの水準を維持していると説明。下半期にさらに2機を減らす予定だ。
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