ニュース 商業・サービス 作成日:2012年6月18日_記事番号:T00037742
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下で、これまで主に中国で展開していた3C(コンピューター、通信、家電)製品販売、賽博数碼広場(サイバーマート)の台湾1号店「Cyber 3C+」桃園店が15日、正式オープンした。同店の台湾導入を主導した三創数位(鴻海集団)の張瑞麟董事長は、「今後の出店数に上限は設けず、さらに大中華圏への展開を図る」と表明した。16日付経済日報などが報じた。
オープンイベントでは、選ばれた来場者に郭台銘董事長の直筆サイン入り商品がプレゼントされた(15日=中央社)
張董事長によると、台湾の店舗は中国での経験をそのまま移植するのではなく、「3C」に新たなサービスを加えた「3C+」の経営モデルを台湾から香港や東南アジアに発信していく方針だ。
なお、アップル製品からコーヒーまで幅広い商品を扱う「Cyber 3C+」桃園店で、サムスン電子の売り場はソニーとLGエレクトロニクスに挟まれた目立たない場所にある。これは同社に敵意を抱く鴻海の郭台銘董事長が意図的に指示したものとされる。
業界関係者によると、郭董事長はかつて「サムスンはあらゆる事業を手がけるが、小売だけは手がけていない。鴻海が消費者に直結する『ラストワンマイル』で成果を挙げれば対抗できる」と語ったという。
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