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苗栗県、上海ガニを観光資源に


ニュース 農林水産 作成日:2012年6月19日_記事番号:T00037757

苗栗県、上海ガニを観光資源に

 苗栗県観光協会は18日、苗栗県大閘蟹(上海ガニ)養殖発展協会を通じ、今年同県で生産される上海ガニ30万匹をすべて購入することで契約を交わした。観光協会は県内のレストランやホテル、温泉業者などに出荷し、県産上海ガニの浸透を目指す。出荷は10月から始まる見通しだ。19日付工商時報が伝えた。

 現在、苗栗県内では44業者が上海ガニの養殖を行っており、養殖面積は約18ヘクタール。同県は昨年10月、上海海洋大学と提携を結び「上海ガニの養殖技術に関する協力計画」を推進した。その後、同大学の教授による地元養殖業者への技術指導や、養殖発展協会の設立で業者間の連携を強化した結果、カニの生存率が7~8割まで大幅に上昇、約30万匹の養殖が可能となった。

 県観光協会では、県産上海ガニのブランド化を図り、県内の観光資源と結合させて相乗効果を狙う。