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インベンテックのノート出荷、2千万台に上方修正


ニュース 電子 作成日:2012年6月19日_記事番号:T00037770

インベンテックのノート出荷、2千万台に上方修正

 ノートパソコンなど受託生産大手、英業達(インベンテック)の李詩欽董事長は18日の株主総会で、今年通年のノートパソコンの予想出荷台数を、従来の1,850万台から2,000万台以上に上方修正した。ビジネス用ノートPCの力強い需要に加え、受託製品の調整が適切に行われていることを理由に挙げた。19日付経済日報が報じた。

 今年の業績見通しについては、上半期と下半期の売上比率は4対6となり、粗利益率は通年で4%を確保できるとの見方を示した。

 李董事長は、マイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows 8)」発売に伴う買い替え需要について、「今年は大幅な買い替えは起きないかもしれないが、来年からは効果がはっきりする」と期待感を示した。

 このほか、同社の中国・重慶工場について、生産能力は月間50万台、年間600万台の水準に達しており、下半期にはフル稼働が見込まれると説明した。来年7月には拡張するかどうかを検討することも明らかにした。