ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年6月19日_記事番号:T00037771
鉄筋大手の豊興鉄鋼は18日、欧州債務問題により国際鉄スクラップ価格の下落が続いていることを受けて、鉄筋のオファー価格と鉄スクラップの買取価格をそれぞれ1トン当たり200台湾元(約530円)、形鋼のオファー価格を1トン当たり300元引き下げた。これにより、鉄筋の1トン当たりオファー価格は1万9,800元(同1万9,300元)と2万元を割り込んで今年最低を更新。今回の価格下落の下落幅は8%に達し、昨年の底値と同水準となった。19日付工商時報などが報じた。
引き下げ後の鉄スクラップの取引価格は1トン当たり1万1,500元、形鋼のオファー価格は同2万1,600元となった。
なお、林明儒同社董事長は、海外で鉄スクラップ価格が上昇し始め、電気料金の値上げにより電気炉メーカーの生産コストも上昇していることから、国際鉄スクラップ価格は既に底値に近いとの見方を示した。
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