ニュース 金融 作成日:2012年6月20日_記事番号:T00037786
20日付経済日報は、中堅金融持ち株会社、永豊金融控股傘下の永豊金証券が同業の太平洋証券を30億台湾元(約80億円)で買収する方向で交渉を進めていると報じた。双方は買収方式、価格について、詰めの折衝を続けており、22日には双方の董事会で同時に検討される予定だという。
永豊金証券が太平洋証券を合併すれば、証券仲介業界でシェア5.5%となり、群益金鼎証券を抜き、業界4位に浮上する。
太平洋証券の何志強董事長は「決定事項はない」とコメント。永豊金証券幹部は「現時点ではコメントできない」とした。
台湾証券業界では、キャピタルゲイン課税導入の動きで株式市場が冷え込み、中小証券会社の経営が悪化しているとされる。業界関係者は、永豊金証券と太平洋証券の合併が実現すれば、中小証券会社が大手証券会社に統合される動きが本格化する可能性があるとみている。
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