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屏東の列車転覆殺人、共犯の弟に18年判決


ニュース 社会 作成日:2007年11月16日_記事番号:T00003779

屏東の列車転覆殺人、共犯の弟に18年判決

 
 2006年3月、屏東県枋山郷の台湾鉄路(台鉄)南迴線で列車を脱線転覆させて、事故を仕組んだ主犯ですでに自殺した男の妻が死亡した事件で、共犯で殺人罪に問われた兄の李泰安被告に対する控訴審の判決公判が16日台湾高等法院高雄分院で行われ、1審の無期懲役から懲役18年へと罪が軽減された。また、李被告は保釈金20万元(約70万元)で保釈された。

 罪を軽減した理由について同裁判所は、「主犯は自殺した弟の李双全であり、李被告には情状酌量の余地があるため」と説明した。

 李被告は無罪を主張しており、同被告の李聚宝弁護士は再度控訴する考えを示した。

 同事件は、李双全が保険金目当てで妻を毒殺し、これを隠滅するため列車に乗せた上で脱線・転覆させたとみられている。