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PCBの友銓、生産拠点を杭州に移転


ニュース 電子 作成日:2012年6月20日_記事番号:T00037793

PCBの友銓、生産拠点を杭州に移転

 友嘉集団(フェアフレンドグループ)傘下のプリント基板(PCB)メーカー、友銓電子は19日の董事会で、亀山工業区(桃園県)にある工場と土地の売却を決議した。傘下の主要PCBメーカーの生産拠点を中国・浙江省杭州に移転する、友嘉集団の方針に沿うもの。20日付経済日報が報じた。

 友銓電子は5月中旬、生産拠点を杭州に移し、台湾は受注、および研究開発(R&D)拠点とすると発表していた。売却価格は土地が3億3,500万台湾元(約8億8,000万円)、建物が6億2,000万元で、これにより財務状況の改善を見込んでいる。

 友嘉集団傘下のPCBメーカーは、祥裕電子も今年3月に中レキ(レキは土へんに歴)工業区の工場と土地を売却。友銓と祥裕は既に杭州で合弁PCBメーカーの友科電子を設置している。友銓と祥裕の杭州移転後、友嘉集団の台湾で生産を行うPCB関連企業は、通信用ボード製品などの豪倫電子(マルチレイヤーPCB&アセンブリ・マニュファクチャー)と、フレキシブルプリント基板(FPC)の日翔軟板科技(J&Tフレックス・テクノロジー)のみとなる。