ニュース 電子 作成日:2012年6月20日_記事番号:T00037794
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の創業者、鄭崇華董事長は19日の株主総会で正式に退任を発表した。今月28日の董事会で決定される後継者には複数の名前が挙がっているが、海英俊執行長の昇格が有力視されている。8年間、執行長を務めてきた海氏に対しては、早くから後継者としての準備が進められているとみられていた。20日付中国時報が伝えた。
今年77歳の鄭董事長は、航空会社と米自動車部品大手TRWでの各5年間の勤務を経て、デルタを創業。退任に当たって「デルタにおける任務が終わり、後進に道を譲るべき時が来た」と話した。
また同社の株の7割を保有する外資系機関投資家に対し、「自分が董事長を辞めた後も組織の体制に大きな変化はない。安心して新しい経営陣への支援を続けてほしい」と訴えた。
なお鄭董事長は「環境保護のゴッドファーザー」と呼ばれ、環境問題への熱心な取り組みで知られる。退任後は環境保護のボランティア活動を続けたいとしている。
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