ニュース 電子 作成日:2012年6月20日_記事番号:T00037795
ノートパソコン大手の華碩電脳(ASUS)の施崇棠董事長は先週、1万人いる従業員の3%に当たる300人前後を削減するリストラを実施する方針を明らかにした。20日付蘋果日報が伝えた。
張董事長は社員集会で「年内に人事考課で成績が振るわない従業員3%の解雇を検討し、新しい血を補充することで、人材の質的向上を図りたい」と述べた。
同社の張偉明財務長は「人材の質的向上を目指したもので、人員削減ではない」と強調した。
しかし、同社は昨年過去最高益を記録するなど業績は好調で、従業員からは「ボーナス増額の話かと思ったら、人員削減の検討だった」と不満の声も漏れる。
張財務長は「不適格社員の解雇は毎年あったが、徹底されていなかったので、今年は方向性をさらに明確にする。解雇後、人員を補充しないわけではなく、優秀な人材で補う。淘汰(とうた)される人数は例年より多くなる」と理解を求めた。不適格社員については、一定期間の指導を行い、改善が見られない場合に解雇する方針だ。
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