ニュース 電子 作成日:2012年6月20日_記事番号:T00037796
液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)の王志超・南部科学工業園区(南科)分公司総経理は、好調の39、50インチに続き、下半期に新サイズ製品を発売する方針を明らかにした。テレビ用パネルの価格はいったん下落すると上昇しにくいため、新製品で差別化を図る狙いだ。20日付自由時報などが報じた。
王総経理によると、同社は設備稼働率が現在9割を超え、特に液晶テレビ用の39、50インチパネル出荷が好調だ。39インチ出荷枚数は月70万~80万枚、50インチが20万~30万枚に上る。
奇美電にとって最大の顧客は中国ブランドだ。特に、▽TCL集団▽創維(スカイワース)▽海信集団(ハイセンスグループ)──から毎年大量のパネル調達があり、9月からは中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休に向けた在庫補充が期待できる。なお、奇美電は中国パネル市場でシェア34%を占める。
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