ニュース 電子 作成日:2012年6月20日_記事番号:T00037799
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長は、液晶テレビ用バックライト向けの出荷見通しについて、現時点で8月まで立っているものの、欧州市場の購買意欲が確実に低迷していることから、第3四半期に成長を維持できるかどうかは、市況を観察する必要があるとの見方を示した。20日付電子時報が報じた。
李董事長は、大手テレビメーカーは欧米市場の年末の需要期に合わせ、9~10月に新製品を発売するが、欧州債務問題や、同時期にはロンドン五輪効果も終了することなどから、需要の低迷が続けば8月以降にバックライトの発注を削減する可能性があると指摘した。
ただ、中国政府が省エネ家電への補助金政策を打ち出しており、これが年末から来年の春節(旧正月)連休にかけて中国市場でテレビの購買意欲を刺激する可能性があることから、第3四半期のテレビ用バックライトの成長は、中国市場を観察する必要もあるとの見方を示した。
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