ニュース 電子 作成日:2012年6月20日_記事番号:T00037800
20日付電子時報によると、会社更生手続き中のDRAMメーカー、エルピーダメモリの買収に向け協議を開始した米半導体大手マイクロン・テクノロジーが、エルピーダ傘下の瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)の取得に向け、同社株主との交渉を積極的に進める中、これまで「株式の優先購入権を保有する」と主張してきた力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)が態度を軟化させ、マイクロンへの持ち株譲渡に同意したもようだ。
レックスチップは当初、パワーチップとエルピーダによる合弁で設立され、一方が合弁を放棄した場合には、もう一方が株式の優先購入権を保有することになっている。これによりパワーチップはエルピーダの保有する70%、および自社が保有する20%のレックスチップ株を掌握している状況にある。
なお、レックスチップに9%出資しているメモリモジュール世界最大手、米キングストン・テクノロジーも、持ち株をマイクロンに譲渡すると表明している。
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