ニュース 電子 作成日:2012年6月20日_記事番号:T00037801
景気予測に定評がある半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)の林文伯董事長は19日、下半期の半導体景気は上半期を上回り、業界は今後数年、成長し続けるとの見方を示した。20日付工商時報が伝えた。
林董事長は、台湾積体電路製造(TSMC)や聯華電子(UMC)と共同でソリューションプランを提供すれば、サムスン電子もかなわないと語った(19日=中央社)
林董事長は今後の成長の理由について、携帯電話やパソコンの製品ライフサイクルは従来3~5年だったが、アップルのスマートフォン「iPhone」やタブレット型PCの登場で約2年に短縮されたことを挙げた。また製品の薄型軽量化に伴い半導体の微細化が進み、28ナノメートルなど先進プロセス需要がますます高まっているとも指摘した。
林董事長はまた、顧客が第3四半期はまだ楽観しており、需要も見込めると予測。第4四半期は見通しが良くないが、一部のモバイル製品向け需要はまずまずとの見方だ。今年の景気はアップダウンしながら回復に向かうが、今後は需要期と非需要期の境界が不明確になるとの見方を示した。
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