ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

100年経過の骨董水道管も、台北市9カ所で発見


ニュース 社会 作成日:2012年6月21日_記事番号:T00037804

100年経過の骨董水道管も、台北市9カ所で発見

 水道管の漏水問題が多いことから、台北市自来水事業処(水道局に相当)が古くなった水道管の交換作業を進める中、日本統治時代から今まで交換されていない水道管が市内9カ所で見つかった。中には100年以上使用されている「骨董水道管」もあったという。21日付聯合報などが報じた。

 この「骨董水道管」は、中山北路一帯で使用されているもので、総延長約5キロメートル。この水道管から引かれた水道水は住民1,000世帯以上のみならず、台北晶華酒店(ザ・リージェント・タイペイ)など周辺の高級ホテルも利用してきた。なお水質は自来水事業処の検査で「問題なし」とのことだ。

 自来水事業処は漏水の比較的多い水道管を優先的に交換している。この「骨董水道管」は過去9年で漏水が起きたのは7回にすぎず、新しい水道管と比べて漏水率が高くないためこれまで交換に至っていなかった。