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新竹大遠百が大規模改装、ビッグシティーに対抗


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年6月21日_記事番号:T00037814

新竹大遠百が大規模改装、ビッグシティーに対抗

 新竹エリアの百貨店最大手、遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の新竹大遠百が約6,000万台湾元(約1億6,000万円)を投じ、開業以来10年で最大規模となる改装を行った。同じく遠東集団が4月に新竹市内でオープンした北部最大の商業施設「新竹巨城購物中心(ビッグシティー)」に対抗し、消費者の注目を集めることが目的だ。新竹大遠百は21日から夏季セール「年中慶」を開始して攻勢に出る。21日付工商時報が伝えた。

 改装に当たっては、400万元を投じて正面入口の吹き抜けに「世界で唯一」をうたう大型発光ダイオード(LED)シャンデリアを設けた。


2階と4階の女性用トイレは豪華でプライバシーを重視した設計を取り入れ、6階の子供服エリアには親子用トイレを設けた(中央社)

 さらに、もう一つの遠東集団系列百貨店、太平洋そごう新竹駅前店も、差別化を図るために大規模な改装を計画しており、投資額は1億元に達する見通しだ。

 なお、新竹大遠百、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)、新光三越百貨の昨年の新竹エリアにおける売上高は計119億3,000万元で、新竹大遠百が60%を占めた。