ニュース その他製造 作成日:2012年6月21日_記事番号:T00037815
工業用紙大手、栄成紙業の鄭瑛彬董事長は20日、中国の第12次五カ年計画(十二五、2011~15年)に合わせて、今後5年間で平湖(浙江省)、無錫(江蘇省)などで工場拡張を進め、中国の生産能力を現在の120万トンから2017年には400万トンまで拡大する方針を明らかにした。21日付経済日報などが報じた。
平湖工場の生産能力は現在60万~70万トン。台湾政府には生産規模300万トンで認可を受けているため、今後段階的に中国側の許可を取り付けて拡張を進める考え。また、昨年増強した25万トン分が既にフル稼働となっている無錫工場は、来年には80万トン規模とする計画だ。
鄭董事長は今年の見通しについて、工業用紙価格の小幅下落が売上高に悪影響を与える懸念があるものの、生産能力の拡大とエネルギーの節約を図ることで粗利益率が向上、利益拡大の余地はあるとの見方を示した。
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