ニュース その他製造 作成日:2012年6月21日_記事番号:T00037817
遠東集団(ファーイースタン・グループ)の徐旭東董事長は20日、傘下のセメント大手、亜洲水泥(アジアセメント、亜泥)の株主総会に出席し、「亜泥は台湾に根をとどめ、投資を継続する」と語った。徐董事長は5月、百貨店大手、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の経営権争いをめぐって政府の対応を批判し、「台湾における当グループの投資をすべて一時停止する」と表明していたため、今回の発言は「方針転換か」と注目を集めている。これに対し徐董事長は「すぐに投資を行うという意味ではない」と語った。21日付蘋果日報が報じた。
徐董事長は先月7日に開いた記者会見で、「そごう問題に対する経済部の対応は越権行為で、司法の判断も不公平だ」と厳しく批判し、台湾投資の凍結を宣言した。しかし、最近ではたびたび「各業界は政府を支援すべき」「行動で政府への支持、台湾愛を示すべき」などと軌道修正を図る姿勢を見せている。
今回の発言にメディアから「態度を変えた理由は」と聞かれた徐董事長は、「台湾に根をとどめるというのは一貫して言っている」と否定。「台湾投資の凍結」について聞かれると、「具体的な凍結方法については何も言っていない」と不機嫌そうに答えた。
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