ニュース 電子 作成日:2012年6月21日_記事番号:T00037820
中堅通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)の邱純枝董事長は20日、今年10月に第3.5世代(3.5G)の高速データ通信規格、EVDO(Evolution Data Only)によるモバイルインターネットサービスを開始すると表明した。21日付経済日報が報じた。
亜太電信の邱純枝董事長(20日=中央社)
亜太電信は現在、台湾全土に通信信号の人口カバー率80%に当たるEVDO基地局を設置済みだが、年末までにさらに約1,800台を増設する予定だ。
遅煥国執行長によると、モバイルネットサービスが同社の付加価値サービス売上高全体に占める割合は現在12%で、他社の27%と比べて低い。ただEVDOサービスでは、使用量に基づく料金徴収制度を導入し、また個人向けポータルサイトやモノのインターネットの応用など豊富なサービスを提供することから、来年は40%まで拡大するとの見方を示した。
邱董事長によると、台湾のモバイルサービスユーザー数は現在約2,893万件で、このうち亜太電信は約305万件。邱董事長は「2014年にユーザー数435万件、市場シェア15%を目指す」と述べた。
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