ニュース 電子 作成日:2012年6月21日_記事番号:T00037822
鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長は先日の株主総会で、アップルのノートパソコン受託生産は同社と広達電脳(クアンタ・コンピュータ)で受注を分け合うと発言した。証券会社は、鴻海が受注したのならば、クアンタの独占受注体制が崩れることになると指摘した。21日付経済日報などが伝えた。
これにより、アップルの超薄型軽量ノートPC「MacBook」の金属筐体(きょうたい)は、これまで可成科技(キャッチャー・テクノロジー)が供給してきたが、鴻海傘下の鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)製が採用される可能性が出てきた。
アップルは先週の開発者向けイベント「WWDC」で、Retina(レティナ)ディスプレイを採用した「MacBook Pro Retinaディスプレイ搭載モデル」発売を発表。下半期に出荷のピークを迎えると予測している。もし鴻海の受注が新型のレティナ採用機種ならば、下半期の大幅成長が見込まれていたクアンタ、キャッチャーに打撃となりそうだ。
アップル製品を幅広く手掛ける鴻海が、人気のMacBook受注を手中に収めようとするのは自然な流れといえる(中央社)
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